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秋の夜長のボロネーゼ

朝晩はめっきり肌寒くなってきましたね。日暮れも早くなりました。

夏の間はあっさり、さっぱり、火を使わないメニューに偏りがちでしたが、
秋の気配が強くなってくると、煮込み料理を作りたい気分が高まります。

野菜や肉を買い込んで、秋の夜長にゆっくりコトコト何かを作るのは幸せな時間。
具材の変化やにおいの変化、音の変化を眺めるのは料理の楽しみのひとつです!

  
■ボロネーゼ
Dsc00950

<材料>
合いびき肉400g、ホールトマト2缶、赤ワイン200~300cc
玉ねぎ1個、セロリ1/2本(葉の部分でもOK)、にんじん1/2本、ニンニク1片
ローズマリー1枝、タイム2枝、ローリエ1枚
サラダ油40cc、塩小さじ1.5杯、味調節用の砂糖、塩コショウ

1.玉ねぎ、セロリ、にんじん、ニンニクは出来るだけ細かいみじん切りにしてサラダ油で中火で炒める。完全に水分が飛んで甘い香りがするまで最低でも20分。

2.野菜を炒めている間に、ひき肉を常温に戻しておく。ローズマリーとタイムの枝をローリエで巻いてタコ糸で縛っておく(ブーケガルニ)。ホールトマトをつぶしておく。

3.野菜が炒まったら、火を強火にしてひき肉を入れ、塩小さじ1.5杯を振る。肉を入れたらあまりかき混ぜずに、肉の表面を焼き付けるように炒める。

4.肉の色がだいたい変わったらブーケガルニと赤ワインを入れて強火でアルコールを飛ばす。油の音が聞こえるようになるまで水分を飛ばす。

5.ホールトマトを加えて混ぜ合わせる。沸騰してきたら弱火にして10分に一度ぐらいの割合で鍋底からかき混ぜながら、好みの濃度になるまで40分~1時間煮込む。

☆出来上がりが近くなったら味を見て、塩コショウで味を調えます。少し砂糖(かケチャップ)を入れるとコクがでます。一晩寝かせると味が落ち着きます。余った分は小分けにして冷凍すると便利です。

<ボロネーゼソースのペンネ>
ペンネは表示の茹で時間より2分早く上げる。水をよく切って鍋に温めておいたソースの中にいれ、ソースをからめながら2分加熱する。
仕上げに下ろしたてのパルメザンチーズをたっぷりとかける。

***

説明文は長くなりましたが、
野菜を炒める⇒肉を炒める⇒赤ワイン入れる⇒トマト入れる⇒煮込む
と主な行程はこれだけです。材料も身近なものばかりですが、ハーブは是非準備してください。

このソースは味が濃いので、ペンネのようなショートパスタがよく合います。スパゲティなら太目のものを使うといいです。

市販のミートソースとは全く違う、ハーブの香りが贅沢な煮込み(ラグー)ですよ。
秋の夜長にみなさんもいかがですか??

  

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